生体吸収性ステント(生分解性ステント)
生体吸収性ステント「IGAKI-TAMAI® STENT」は、生分解性ポリマーであるPLLA(Poly-L-lactic acid)によってステントが構成されており、血管に埋め込まれてから大よそ2~3年で、血管組織内で水と二酸化炭素に分解・吸収されるのが特徴です。
金属アレルギーや成長過程が原因で、ステントを埋め込むことができなかった患者さんに使用することが可能で、ステントを植え込んだ箇所が再び狭くなっても、PLLAステントは、永久的に血管内に残存しないため、再びステントを埋め込む等、その他の再治療の妨げになりません。
ステントの植え込みはバルン拡張にて行います。2000年までは温かい造影剤を用いてバルン拡張し、ステントの植え込みを行っていましたが、現在は常温の造影剤を用いてバルン拡張を行い、ステントが植え込まれます。
またPLLAステントは、金属ステントに比べ、ステント内に薬剤を混入することが容易であり、薬剤溶出ステントのプラットホームとしても期待されています。

写真左:冠動脈用IGAKI-TAMAI® STENT
写真右:下肢用IGAKI-TAMAI® STENT |

写真左:病変部(矢印)
写真右:下肢用IGAKI-TAMAI® STENTを埋め込んだ後の病変部(矢印) |
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